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銀行融資の専門税理士 | カワニシ会計事務所 http://kawanishi-tax.com 西葛西駅から徒歩2分 | 江戸川区の起業・節税相談 Wed, 11 Sep 2019 03:01:01 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.4 http://kawanishi-tax.com/wp-content/uploads/2019/04/cropped-kawamishitax_logo-32x32.png 銀行融資の専門税理士 | カワニシ会計事務所 http://kawanishi-tax.com 32 32 融資失敗事例19:過去の決算申告をしていない http://kawanishi-tax.com/2019/10/11/%e8%9e%8d%e8%b3%87%e5%a4%b1%e6%95%97%e4%ba%8b%e4%be%8b19%ef%bc%9a%e9%81%8e%e5%8e%bb%e3%81%ae%e6%b1%ba%e7%ae%97%e7%94%b3%e5%91%8a%e3%82%92%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%aa%e3%81%84/ Thu, 10 Oct 2019 23:57:59 +0000 http://kawanishi-tax.com/?p=1979 今回のタイトルを見て、
「そんな人が融資を申請するのかよ!」
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は結構多いんです。
我々職業会計人からしてみたら当たり前のようなことかもしれませんが、
会計や税務に疎い方っていうのはいらっしゃるので、
これについてもご説明いたします。

まず、銀行融資を申し込む際には、創業融資でない限り
必ず直近2年分(銀行によっては3年分)の決算書の提示を求められます
そうです。決算および申告をしていなければ融資を申請する以前の問題なんですね。
テストで言えば足切りみたいなものです。
しかしこれが笑い話にならないんです。
なぜなら申告をしていないからまともな銀行に運転資金の申請ができない、
すなわち、まともでないところ(ノンバンク等)に資金繰りを依存することとなります。
ノンバンクを利用するぐらいなら事業をたたむ!
とまで断言する経営者がいらっしゃるぐらいです。
それほどまでに高利率、高リスクなんですね。

以前ご相談に見えられた方は新宿でスナックを経営されている外国籍の方でした。
日本人でも申告をしていなければ融資の申込ができない、
なんていう常識を知らない方がいらっしゃるぐらいです。
「融資を希望されるなら、まずはちゃんとした決算書を作って・・・」
と段取りを説明すると、
面倒だ! 今すぐ融資を申し込みたい! 資金繰りが苦しい!
と、おっしゃられたのには参りました。(^_^;)

決算書を作るには時間も手間も納税資金も、税理士報酬もかかります。
長期的な安定資金を作るためにも、必ず期限までに決算書を作成しましょう。

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融資失敗事例18:開業直後の融資申請 http://kawanishi-tax.com/2019/10/10/%e8%9e%8d%e8%b3%87%e5%a4%b1%e6%95%97%e4%ba%8b%e4%be%8b18%ef%bc%9a%e9%96%8b%e6%a5%ad%e7%9b%b4%e5%be%8c%e3%81%ae%e8%9e%8d%e8%b3%87%e7%94%b3%e8%ab%8b/ Wed, 09 Oct 2019 23:55:05 +0000 http://kawanishi-tax.com/?p=1977 銀行融資のサポートをさせて頂いて、本当にいろんなケースを拝見してきました。
決算や相続と同じように、同じケースというものは一切ございません。
前提条件が違いすぎるからですね。まぁ、当たり前ですが。

今回のテーマは開業直後の融資申請が失敗事例のケースです。
当然開業直後というにも様々なケースがあります。
直後にも半年後なのか、1年後なのか、融資の内容も十人十色です。

今回ご紹介する失敗事例は、居酒屋を経営されている方でした。
脱サラして居酒屋をオープンしてから1年10ヶ月経過していました。
そこでご相談に来られたのですが、どうやら融資の内容というのが
居酒屋の立地が悪いから、移転したい。
というものでした。
延命を図るための運転資金融資ではなく、前向きな融資というやつです。
ところがこれには融資がおりませんでした。
何が原因かお分かりですか?

答えは簡単です。なぜ、そんなオープン直後に移転をするのか?
という観点が銀行担当者からしてみれば疑問でした。
そりゃあそうです。なんせ居酒屋オープンには相当な用意が必要です。
立地の調査や客層もそうですが、なによりオープンにあたって
様々な投資が発生したはずです。
店舗がスケルトンでの契約でしたら内装費用もかかっていますし、
電源装置、給水工事、さらにはテーブルや広告、看板等、
1年8ヶ月もあれば認知もされています。
ところが、今回の融資内容は2店舗目のオープンではなく単なる移転です。

まぁ、簡単に言ってしまえば

計画性がない!!

の一言に尽きるわけです。
こんなケースは稀ですが、開業前には十分すぎるぐらいのリサーチはしたいものです。

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融資失敗事例17:領収証が怪しい http://kawanishi-tax.com/2019/10/09/%e8%9e%8d%e8%b3%87%e5%a4%b1%e6%95%97%e4%ba%8b%e4%be%8b17%ef%bc%9a%e9%a0%98%e5%8f%8e%e8%a8%bc%e3%81%8c%e6%80%aa%e3%81%97%e3%81%84/ Tue, 08 Oct 2019 23:52:28 +0000 http://kawanishi-tax.com/?p=1975 特に創業融資に多いのですが、銀行側から自己資金の提示を求められることがあります。
例えば創業融資であれば総投資額の10分の1とかですね。

で、融資希望者の中には、融資を申請する時点ですでに支払い済みの領収証を
自己資金の証明書として提示する方もいらっしゃいます。
それはそうですね。なんせ融資の申請から実際に実行されるまで、
日本政策金融公庫でしたら一ヶ月、制度融資でしたら3ヶ月ほどは見ないといけません。
当然それまでに開業資金の一部を支払ったりすることはあるかと思います。

ただ、以前あったのがその領収証があまりにも怪しいケースです。
まず印紙が貼られていない。受取書には税抜5万円を超えると
印紙税がかかってきます。
その怪しいケースでは200万円の領収証でした。
この場合、最低額の200円どころか400円の印紙を貼らなければなりません。
あともう一つ、その領収証には受取者の印鑑(社印)がありませんでした。

当然、口座振込みをしたことも考えられます。
一応その方の3ヶ月分の通帳を見せていただいたのですが、
残念ながらそれらしい振込の履歴も、振り込んだATMの控えもありませんでした。
200万円もの金額が振り込まれたのですから、直前に引き出しているのかな
という推測も、履歴からは確認できません。
その方いわく、銀行にお金を預ける習慣自体がない、とのこと。

ここまで書けば、鋭い方ならピンと来るかと思いますが、
そう、自己資金を見せかけるため、領収証の捏造疑惑が出てくるんですね。
直接対面している我々税理士事務所の人間がそのような疑念があるわけですから、
書類上だけで判断する銀行担当者や決裁権を持っている方からしてみたら、
これ以上怪しい自己資金の証明書類はありません。

結果、その方に融資は下りませんでした。
当たり前といえば当たり前の結果に違和感はありませんでしたが、
銀行融資というのは甘いモノではありません。
正々堂々と自己資金を見せられるようになってから起業を検討してください。

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融資失敗事例16:退職直後なのに自己資金がゼロ http://kawanishi-tax.com/2019/10/08/%e8%9e%8d%e8%b3%87%e5%a4%b1%e6%95%97%e4%ba%8b%e4%be%8b16%ef%bc%9a%e9%80%80%e8%81%b7%e7%9b%b4%e5%be%8c%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%ab%e8%87%aa%e5%b7%b1%e8%b3%87%e9%87%91%e3%81%8c%e3%82%bc%e3%83%ad/ Mon, 07 Oct 2019 23:47:26 +0000 http://kawanishi-tax.com/?p=1973 融資ブログにもかかわらず、最近常識的なことばかり書いてるように感じてます。
今回のテーマもタイトル通りですね。
しかし本当にあった事例ですのでこのまま紹介したいと思います。

いつものように融資希望者が相談に来られたのですが、
その方、つい先月退職したばかり、というのです。
では自己資金は?と聞くと、ほとんど用意がないのでなんとか融資を希望したい、
というのですが、もはや完全に融資に頼りきっているわけですね。
かといっても全額融資はおりないもの。少なくとも10分の1は用意しないといけません。
そのことを伝えたところ、なんと驚きの答えが返って来ました。

「大丈夫!失業保険が8ヶ月分降りますから

さて、この方のポイントは2点あります。
まず退職時点で自己資金が殆どゼロなこと。
なぜこれがポイントになるかといいますと、
この方入社してから退職まで10年経ってるんです。
そう、退職金はもらえなかったんですか? という話。
まぁ、今時退職金がもらえないような会社なんて吐いて捨てるほどありますが、
その方、そこそこ名の知れた大企業にお勤めだったんですね。
いよいよこちらの頭はハテナです。
詳しく聞いてみてようやくわかりました。どうやら勤続年数は10年を超えていても
ずっと契約社員だったそうなのです。
しかしポイントは退職金ではありません。
問題はこれから起業しようと脱サラした方が、どうして自己資金ゼロなのか?

そしてもうひとつのポイントは、当面の生活費用やおそらく開業資金までも
失業手当に依存しようとしている点
御存知の通り、失業手当というのはあくまでも求職活動中の方が、
新たな雇用を見つけるまでの間の生活費を補うためのものです。
開業準備を始めた時点でもらう資格はなくなります。
もし開業までの生活費のために失業手当を貰えば、いわゆる不正受給となります。
なにより8ヶ月分もらえるとわかっていても、自己都合での退職ならば3ヶ月後、
しかも一ヶ月分づつしかもらうことができません。

この2つのポイントからわかることは唯一つ。

計画性がない!!

これにつきます。開業は人生における一大イベントです。慎重にご検討ください。

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融資失敗事例15:見積書が怪しい http://kawanishi-tax.com/2019/10/07/%e8%9e%8d%e8%b3%87%e5%a4%b1%e6%95%97%e4%ba%8b%e4%be%8b15%ef%bc%9a%e8%a6%8b%e7%a9%8d%e6%9b%b8%e3%81%8c%e6%80%aa%e3%81%97%e3%81%84/ Sun, 06 Oct 2019 23:01:50 +0000 http://kawanishi-tax.com/?p=1971 最近当ブログを読んで頂いてる知人よりコメントをいただきました。

「本当にこんな相談者がいたの? 創作じゃないの?

いやいやいや、今まで紹介してきた事例は全て事実にもとづいております。
まぁ、細かい設定は多少守秘義務上ごまかしていますが、大抵は事実に基づいています。
むしろ事実よりも多少控えめに書いているほどです。
それぐらい事実は小説よりも奇なり、なのです。・・・笑い事ではありませんが。

それはさておき、今回は見積書が捏造?されたのではないか、というぐらい怪しい事例です。

相談者Aさんは飲食業を立ち上げようと相談に来られました。
ところが店舗の契約金や内装費用、器具備品等の見積りが思った以上にかかり、
トータルの投資額と自己資金の割合が著しく悪くなってしまいました。
具体的には自己資金は200万円しかないのに、初期費用が1000万円になったんですね。
私が全体的に判断してアドバイスしたのが初期費用の見直しでした。
せめて融資申請額が400万円ほどになるように、初期費用を600万円前後まで
見直せないか、と伝えたんですね。

後日、その相談者Aさんが
「先生!なんとか内装費用が安くなりました!
と喜んでご相談に来られたのです。
内装費用の見積書を確認してみると、確かに600万円あったのが400万円まで下がってました。
「これなら何とかなりますね、しかしよくここまで下げられましたね。」
と訪ねてみたところ、
「いやぁ、実は友人の内装業者に頼み込んで、この費用でやってもらえそうなんです。」
それを聞いて私は嫌な予感しかしませんでした。
案の定、見積りを出している業者さんを調べてみたところ、
どうやら飲食店を経営している業者でした。(しかも個人事業)
同業者が内装業者を斡旋してマージンをもらう、ということは珍しいものではありませんが、
明らかに見積り費用が安くなりすぎましたので、詳しく聞いてみても
どうも実態が怪しい。捏造とまでは行かなくてもそれに近い状態だと判断したので、
その方の融資はお断りした経緯がありました。

融資希望者には自己資金にも心にも余裕のある方は少ないです。
あの手この手を使っては何とか融資を通そうとします。
しかし、税理士も銀行担当者も数字に通じたプロです。
融資を申請する際には正々堂々たる態度で望むことをお勧めいたします。

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融資失敗事例14:独身なのに貯金がほとんどない http://kawanishi-tax.com/2019/10/04/%e8%9e%8d%e8%b3%87%e5%a4%b1%e6%95%97%e4%ba%8b%e4%be%8b14%ef%bc%9a%e7%8b%ac%e8%ba%ab%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%ab%e8%b2%af%e9%87%91%e3%81%8c%e3%81%bb%e3%81%a8%e3%82%93%e3%81%a9%e3%81%aa%e3%81%84/ Thu, 03 Oct 2019 23:56:59 +0000 http://kawanishi-tax.com/?p=1969 お金がないから融資を申し込みたい、という理由で
相談にご来所される方が結構いらっしゃいます。
このブログでも何度も話題にしましたが、銀行融資というのは
お金がない人が申請するものではありません。
あくまでも事業を起こしたい拡張したい、でも一部資金が不足するためできない。
そう言う方に対して融資することが目的のものです。

今回のお題ですが、何が問題かお分かりですか?
簡単ですね。家族も養っていないにもかかわらずほとんど蓄えがない方のことです。
宵越しの金は持たぬ、なんて昔気質の人もいるかと思います。
それは個人の自由なのですが、少なくとも事業を営む方にとっては致命的です。
融資の銀行担当者から見れば、貸したくない人ナンバーワンでしょう。

このブログを読まれている方にはご家族を養われている方、結構いらしゃると思います。
想像してみてください。もし養う家族がいなくなればどれほど生活費が楽になるか?
私事ですが、どれほど安く見積もっても一ヶ月あたり10万円は生活費が浮きます。
さらに家族向けの家賃から独身者向けの家賃に変わるわけですから、
それらをすべて貯蓄に回した場合、一年あたり150万円以上は可能でしょう。
実際私も会社員時代、後輩の独身者には年間150万円は最低でも貯金しろよと、
おせっかいにもアドバイスをしておりました。

今の勤め先は給料が安いから、年間そんなに貯金できませんよ・・・。」
という言い訳をされた方もいらっしゃいました。
しかもその方は20代前半じゃないですよ? 30代なかばです。
だったら休日にアルバイトしましょう転職しましょう
前回のブログでも書きましたように、給料で稼ぐよりも
はるかに開業してから稼ぐほうが大変です。
そのような意識の低い方が、仮にうまく融資を引き出せたとしても
おそらくうまくいかないでしょう。
もし開業することが夢だと思われているのでしたら、
すべての犠牲を恐れず進んでほしいものです。

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融資失敗事例13:まともな職歴がない http://kawanishi-tax.com/2019/10/03/%e8%9e%8d%e8%b3%87%e5%a4%b1%e6%95%97%e4%ba%8b%e4%be%8b13%ef%bc%9a%e3%81%be%e3%81%a8%e3%82%82%e3%81%aa%e8%81%b7%e6%ad%b4%e3%81%8c%e3%81%aa%e3%81%84/ Wed, 02 Oct 2019 23:50:50 +0000 http://kawanishi-tax.com/?p=1967 我々税理士事務所の所長も経営者の一人です。
開業までのプロセスは他の経営者と同じく踏んでおります。

それを踏まえて個人的な意見を述べさせていただくと、
サラリーマン(会社員)になるよりも、経営者として
生活費を稼げるようになるまでのほうがはるかに大変です。

以前当ブログでご紹介した融資失敗事例に、「経験が少ない。」とありました。
ああ、融資失敗事例02:経験が足りない、ですね。

今回はそれ以前の問題として、過去にまともに会社員(正社員)になったことがない方が
経営者として起業を考えている方が相談に見えられました。
はじめはなかなか過去の経歴を教えてもらえなかったのですが、
ヒアリングを重ねるごとにようやく分かって来ました。
その方40歳手前です。学校を卒業後、定職につかず、アルバイトを繰り返し
この歳になってようやく踏み出したのが起業というわけです。

そのかたは主に水商売を主に手がけている会社を転々としておりましたので、
飲食に興味があったのでしょう。飲食店を開業しようと決意したようですが、
残念ながら普通に会社勤めができない方が経営者としてやっていけるほど
ビジネスの世界は甘いモノではありません。
他の業種と比べて硬いと言われる税理士業ですらそのように感じるのです。
ましてや未経験に等しい方が、多額の借入を起こして経営していけるとは到底思えません。

まぁ、中には学生時代に起業してそのまま上場されたような
ヒルズ族と言われるような方も中にはいらっしゃいます。
しかし積極的に起業したような彼らと、今回相談に来られたような
ある意味年齢的な意味で消極的な起業をされたような方とは根本的に違います

就職が難しいから人の下で働くのが嫌だからといった理由で
安易に起業をしようと考えている方がいらっしゃるのでしたら、
きつい言い方にはなりますが、まずはまともに会社勤めをされてから
起業を考えられたほうが懸命かと思います。

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融資失敗事例12:合同会社を作って起業 http://kawanishi-tax.com/2019/10/02/%e8%9e%8d%e8%b3%87%e5%a4%b1%e6%95%97%e4%ba%8b%e4%be%8b12%ef%bc%9a%e5%90%88%e5%90%8c%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%82%92%e4%bd%9c%e3%81%a3%e3%81%a6%e8%b5%b7%e6%a5%ad/ Tue, 01 Oct 2019 23:46:34 +0000 http://kawanishi-tax.com/?p=1965 合同会社が融資失敗事例???
という、やや過激的な題材になっていますが、ご説明いたします。

諸説、反論あるかと思いますが、私の個人的な意見を述べさせてもらうと、
現状合同会社を作るメリットは、

設立費用が安く済む

以外にはありません。
確かによく言われていますように、飲食店などの屋号で仕事をされる方にとって、
法人名というのはあまり意味のないものかもしれません。
しかし仕入れや外注に出す、もしくは求人を出す場合には必ず会社名を出すこととなります。
またここが大事なポイントですが、
あなたは個人商店のような小さい会社で一生終えるのですか?
という問に答えられないからです。

大きくなってくれば、必要が出てくれば合同会社から株式会社へ
組織変更はいつでもできる、という意見もあります。
ただ、あくまでそれは机上の空論です。
実際に合同会社からスタートして株式会社へ移行するとしましょう。
まず組織変更の業務として手数がかかります。
自分でやるならそれ相応の時間が、司法書士に依頼されるなら報酬額が必要となります。
また、それまでに利用していた法人印もすべて作り替えることとなります。
取引先に対して通知もしなければなりません。
また大家さんとの賃貸借契約や税理士との顧問契約も作り変えるなど、
大変な手間がかかってしまいます。
だったらはじめから株式会社にすればいいじゃないですか?

2005年に会社法ができたのをきっかけとして、有限会社が作れなくなりました。
この会社法ができるまでは株式会社と有限会社は住み分けができていました。
資本金が300万円しか用意できない方や同族内での経営なら有限会社、
それ以外なら手間はかかるけれども株式会社。
しかし今や最低資本金制度も撤廃され、会社設立も一人からできるようになりました。
違うのは冒頭でお知らせした設立費用だけです。
しかもその設立費用を見てみると、

合同会社・・・84,182円(法定費用、印鑑代込)
株式会社・・・224,177円(法定費用、印鑑代込)
差額・・・139,995円
※上記金額には会社設立手数料は含まれておりません。
印鑑代諸費用はカワニシ会計にご依頼いただいた場合の見積りです。

いかがでしょうか?
その差わずか14万円です。世の中の認知度から考えると株式会社は優位です。
しかもその後の煩わしい手続や組織変更時の手数料等を考えると
どう考えても合同会社にメリットはありません。
逆に言えば、
今私には自己資金が14万円すら事欠く有様です。
と銀行担当者に伝えているようなものです。
実際、銀行担当者から「どうして合同会社にしたのですか?」
と聞かれたことは一度や二度ではありません。
特に融資を念頭に置かれているのであれば、積極的に株式会社をご検討ください。

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融資失敗事例11:毎月の支払家賃が契約より多い http://kawanishi-tax.com/2019/10/01/%e8%9e%8d%e8%b3%87%e5%a4%b1%e6%95%97%e4%ba%8b%e4%be%8b11%ef%bc%9a%e6%af%8e%e6%9c%88%e3%81%ae%e6%94%af%e6%89%95%e5%ae%b6%e8%b3%83%e3%81%8c%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%82%88%e3%82%8a%e5%a4%9a%e3%81%84/ Mon, 30 Sep 2019 23:41:28 +0000 http://kawanishi-tax.com/?p=1963 融資を受ける際、特に新規の融資では必ず過去3ヶ月間の通帳を提示することとなります。
これは会社を作ってから間もない方であれば、会社名義の通帳3ヶ月分と
代表者名義の通帳3ヶ月分とを銀行へ提出する必要があります。
これでなにがわかるかといいますと、給料をもらっている方でしたら給料の振込、
他にマイホームローンを組んでいる方でしたらマイホームローンの支払い、
あとは賃貸の方でしたら毎月の家賃の支払と、個人でも法人でも
その通帳3ヶ月分を見ると色々わかることが多いのです。

さて、表題を見ていただいて「毎月の家賃を少なく払っている。」の間違いじゃないの?
と思われた方がいらっしゃるのではないでしょうか?
これも実際にいらっしゃったのですが、通帳を見ると毎月
家賃として大家さんに12万円支払っている経緯が読み取れました。
ところがその大家さんとの契約書を見てみると、なんと8万円で契約をしていました。
その差額4万円はなんですかと融資希望者に確認したところ、
どうやら駐車場らしいのです。
ここからが問題なのですが、その方、なんと駐車場代を毎月支払っているのに
車を持っていないのです。
にもかかわらず、そう安くない駐車場代を支払っている。
一般的には考えられないですよね。しかもその駐車場は来客用とのこと。
ますます怪しさ爆発です。(^_^;)

少ない分には問題だけど、多い分には問題ないんじゃないの?
と思われがちですが、
第三者から見てみたら、過去に家賃の滞納があったから、
通常の契約金よりも多く支払っているんじゃないの?
と思われてもしかたがないのです。
それもその差額4万円分の契約書がないのですから・・・。

合理的な説明が出来ればいいのですが、これでは融資を取り下げてくださいと
言ってるようなもんです。
このような一見不利と思われるようなことでも、
税理士にすべてオープンにしていただければなんとか善後策を考えます。
ぜひともお一人で悩んだりして、怪しい理由を述べないようにしてください。

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融資失敗事例10:身分証明書を見せたがらない http://kawanishi-tax.com/2019/09/30/%e8%9e%8d%e8%b3%87%e5%a4%b1%e6%95%97%e4%ba%8b%e4%be%8b10%ef%bc%9a%e8%ba%ab%e5%88%86%e8%a8%bc%e6%98%8e%e6%9b%b8%e3%82%92%e8%a6%8b%e3%81%9b%e3%81%9f%e3%81%8c%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84/ Sun, 29 Sep 2019 23:38:56 +0000 http://kawanishi-tax.com/?p=1961 融資という行為は、第三者に対して「私は真面目な人間です。
というアピールをする場です。
銀行の立場としてもまったく信用出来ない人、どこの馬の骨ともわからない人に
おいそれとお金を貸すほどお人好しではありません。

過去に何かやましいことでもあるのでしょうか?
また証明証を出せない理由(たとえばなりすまし)があるのでしょうか?

以前ご相談いただいた方で身分証明書(免許証)を見せたがらない人がいました。
しかも見せられない理由というのが「洗濯してしまったから。
この理由を銀行担当者との面談で堂々といってしまったのですから
相手としても怪しさ爆発です。
たとえば免許停止だとか免許取消処分になったという合理的な理由なら
まだわかるのですが、汚損により文面が読み取りにくい、
なんていうのは理由になりません。
というか、洗濯したぐらいであのプラスチック製の免許証が破損しますか?

ちなみにこの理由を面談中に答えた方、この一件で一発でアウトでした。
弊所と何度も何度も打ち合わせをしたのに、これが致命傷となり、
融資は一円もおりませんでした。

免許証は必ず提示が求められます。後ろめたくなくとも堂々と見せてください。

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