融資失敗事例04:融資希望額が多い(新規融資の場合)

現実的な融資額というのは、条件によって異なりますがあります。

たとえばあなたが小売店を経営していたとして、
ある日突然見知らぬ誰かから
「100万円相当分の商品、欲しいから売って欲しい。掛けで。」
と言われたとしましょう。
さて、あなたは快く引き受けることができますか?

私は無理です。まずは現金で購入してもらうなり、
小口でもいいからお付き合いをして信頼関係を築いてからでないと
なかなか掛けで100万円相当分もの取引なんてできません。
それが誰でも名前を聞いたことのある上場企業であるなら、話は別です。
しかし今日ふいにお店に来た、しかも今から事業を立ち上げる。
事業がうまくいくかどうかも分からない、そんな方には
怖くて掛け売上なんてできません。
まずは現金取引から初めて欲しいものです。

海外でレンタカーを借りてみてください。現金だと預託金を請求されますが、
クレジットカードだと一発オーケーで信用されます。

銀行からの事業融資も同じです。
どのような担保や換金性のある資産をお持ちかで変わりますが、
まず新規取引から1,000万円を超える融資は難しいです。
たとえ3分の1を自己資金でまかなっていたとしても、です。
過去に初回から1,000万円を超える融資も手がけてきたこともありますが、
やはりそれらはすべていくつかの条件が整っていてのものです。

もしご自身に有力な連帯保証人になっていただける方がい無かったり、
抵当権の設定されていない資産価値のある自宅をお持ちでない限り、
初回融資から高額な融資の申請は控えておいた方が無難でしょう。

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