融資失敗事例21:税金を滞納している

納税とは国民の義務です。この義務すら履行できない方が、
どうして銀行の借入金を返済していけるのか・・・?
につきます。

会計、税務に携わる、いわゆる会計職業人と言われる人間にとって
税金の滞納者が融資を受けられない、というのはごくごく当たり前の話です。
しかしながら、その当たり前のことで融資に失敗するかたが一番多いのです。
いや、正確には融資の失敗事例には該当しないかもしれません。
そもそも融資の申請という舞台にすら立てていないのですから。

ところで、融資を申請する際に必要とされる納税ですが、
なぜみなさん融資を申請するまでに完納していないのでしょうか?
理由は大きく分けて以下の2つに分類されます。

税金を納めない理由

  1. 決算申告をしていない
  2. 納税額が高すぎて払えない

まぁ、改めてまとめるほどのことでもないのですが、(^_^;)
1の決算申告をしていない、というのはもはや論外ですが、
税理士報酬が高すぎて払えないから申告していない、という方もいます。
もちろん我々税理士もボランティアで業務を行なっておりませんので、
お金がないからといって無料で行うことは流石に出来ません。
ただ、事情を勘案して、格安で決算のみ行なって頂ける先生もいらっしゃいます。
もちろん弊カワニシ会計でもできる限り予算に応じた対応をさせていただいております。
したがって、税理士報酬が高すぎて決算申告できない、という方は、
ぜひともお近くに資金繰りの苦しい事情を理解していただける税理士の先生を
探していただくほうがいいかと思います。

次に2の納税額が高すぎて払えない、という方。
全員が全員ではありませんが、ほとんどの方は自前で申告されている方です。
今は書籍等でも「自分でできる決算申告」みたいなものが
本屋さんにあふれております。
そういった書籍に触発されて、「いっちょやってみるか!」
と税理士費用節約のため決算申告を行なってしまうのも無理はありません。

しかし考えてみてください。
私の場合だと、勉強や実務経験あわせて、税理士と名乗るまでに
10年以上の年月をかけてきました。
それでもまだまだわからないことばかりです。
それがたった一冊の本を読んだだけで、決算申告ができるようになるでしょうか?
相当鋭い方でもなかなか難しいでしょうし、
形ばかりできたとしても、果たしてそれが最も適切(安い?)な税額となるでしょうか?
もちろん税務署は受け取ってくれます。何しろ税務当局にとって、
納税者の方の適切な税額なんてものにはまるっきり興味が無いのです。
無申告は問題ですが、納税額が多い分には誰も文句言いません。

ということで、今は決算だけでも安くやってもらえる税理士先生もいらっしゃるので、
ゆくゆくの融資申請や税額完納を考えるなら、
決算申告は税理士事務所にご依頼いただいたほうが無難です。

a:4388 t:2 y:0

コメント


認証コード9836

コメントは管理者の承認後に表示されます。