融資失敗事例45:リスケをしている

江戸川区の税理士、カワニシです。
久々の更新となってしまいました。
確定申告時期というのは本当に何が起こるかわかりませんね。
いまはどの税理士事務所もほっと一息入れているところでしょうか?
そんな繁忙期であってもブログを更新されている方もいらっしゃいますので、
これは反省材料ですね。

さて、今回のテーマはリスケをしている最中の法人が追加融資を希望した事例です。
この法人は最盛期に1億円を超える売上があったのですが、
現在は3〜4000万円ほどの売上まで落ち込んでいました。
当時売上が落ち込み始めた際、運転資金として融資を受けていたのですが
落ち込みが止まらず、ついには返済を猶予してもらう事となりました。

ところでよく聞くリスケとは何でしょうか?

リスケ

リスケジューリングのこと。債務放棄までは行かないものの、返済が苦しくなり、貸主に対して融資の減額や返済延期を依頼すること。またはその状態。

まぁ、簡単に言うと、返済が苦しいのでお金返すのをちょっとまってもらえませんか?
とお願いすることですね。その際に元本の返済を待ってもらって、
利息だけを払い続けることが最も多いケースとなり、一般的には
利息だけ、もしくは返済する元本も一ヶ月1万円程度のように
かなり少ない状態を指します。

話を元に戻しますと、この法人は現在3つの金融機関からリスケ状態でした。
しかしいいビジネスプランが思いついたというのです。
ただ、どうしてもあと3ヶ月間ほどの運転資金が足らない。
何とかしてその3ヶ月間の運転資金さえあれば上向くのに・・・。

通常こういう前向きな融資というのは、銀行としても積極的に貸したがります。
ところがこういう複数の金融機関からリスケ状態の場合、融資は降りるのでしょうか?

結論から申し上げますと、まず無理でしょう。
銀行側からしてみれば、現在その会社に対して協力をしている状態です。
むしろ返済額を増やして欲しいとさえ思っていることでしょう。
そんな時、さらに融資をお願いしたい、と言われた所で、
「優先順位は新しいビジネスプランより本業を上向きにするのが先でしょ!」
と言われるのが目に見えています。

一概には言えませんが、リスケ状態の会社は、新たな融資はかなり難しいと
覚悟をされたほうがいいでしょう。

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