融資失敗事例65:専業主婦が起業

西葛西の税理士、河西(カワニシ)です。
最近「葛西の税理士カワニシです。」と自己紹介するのが
なんだか持ちネタのように扱われはじめ、
先日も・・・

「先生、滑ってますよ。」

と言われる始末。あの、すいません、掴みじゃありません。
何年もの顧問契約をして戴いた方にさえ
「カサイ先生」だの、「川西先生」だの言われる始末。
いやぁ、私の不徳のいたすところではあるのですが、
河西をカワニシと読むことも、カワニシを河西と書くことも
非常にマイノリティではありますので、
たとえ売れない芸人と揶揄されたとしても、
持ちネタの披露はやめるわけにはいかんのです。(切実)

と、それはさておき今回の本題ですが、
ええっと、タイトルが「専業主婦が起業」ですか・・・。
我ながら過激なタイトルにしてしまったものです。
すぐにでもお怒りのクレームが届きそうですが、(^_^;
少し落ち着いて、まずはその受話器を持つ手を下げてください。

「専業主婦を馬鹿にしているのか!」

と言う声が聞こえてきそうですが、そうではありません。
私の事務所自体、女性の社会進出には力を入れています。
まず従業員を採用する際も、子育ての落ち着いた方、
いわゆる専業主婦を優先的に採用していますし、
そういう方でしたら未経験でも採用しています。

その採用した方にも弊事務所の方針として

  • 「絶対に家庭優先!」
  • 「絶対に残業禁止!」
  • 「絶対に人手不足になったら従業員を増やす!」

と宣言しているくらいです。おわかりいただけましたか?
無駄にタイトルで煽っているわけではありません。(^_^;

さて、ではなぜ専業主婦が起業をすると
融資に失敗するのでしょうか。
あくまで一般論では無く確率論になりますが、
まず社会との接点が社会人と比べ極端に少ない。
これが大きな要因です。
一言で言いますと「社会認識が甘い。
口の悪い言い方をしますと、「世間知らず」と言うやつです。
社会で正社員として働いていますと、
どうしても上司からの評価、納期までの業務完結、
説明力、情報交換、ライバルとの切磋琢磨、常に求められる勉強と
そのプレッシャーはかなりのものです。

しかしそういう環境に身を置いていない方が
いきなり起業をしようとすると、
些細なことに警戒し、重要なことに気づかず、
簡単に人を信用してだまされる。
さらに失敗経験も成功経験も少ないので、

はじめから成功することを前提として行動する。

メンタル面では上記の通りですが、次にお金の問題があります。
長らく専業主婦をしていた方はよほどの副収入が無い限り、
配偶者からの所得で生活をしていたことになります。
働いて収入を得ている方が偉いというわけではありません。
収入を得ることと家庭を守ること、完全にベクトルが違います。
働いている方が家事に苦手なように、家庭内の方は
どうしても社会に出て収入を得ることが苦手になります。
偏見でも思い込みでも無く、当然の事実です。
その上で自己資産の形成がほとんど行われていません。
いわゆる自分の手出しがほとんど無い状態で起業する
ことになります。
この時点で融資の審査基準からは外れます。残念ながら。

自己資本の無い方=思いつき起業です。
これが社会の認識です。

ということで、専業主婦の方が起業して
成功する可能性をあげたいのであれば、
まずは正社員として社会に出てください。
パートやアルバイトでは上司から求められるものが違います。
必ず正社員として働き、起業資金を蓄えた上で、
真剣に起業を検討してみてください。

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