創業者のみが必要となる融資申請書類

ここのところ連続で融資申込の際に必要となる書類について
ほぼすべての方にとって必要となる書類の説明をしてきましたが、
今回はやや趣向を変え、創業融資のみに必要となる書類をご説明します。

創業融資と言うことは、今までサラリーマン、若しくは
会社を設立して法人成りされた方は個人事業主としての収入が
今まであったかと思います。
まずその証明が必要となります。
簡単に言えば以下の通りです。

・サラリーマンから起業 → 源泉徴収票(年収と年間手取りが分かる奴)
・個人事業主から起業 → 確定申告書

え? これから起業するのにどうして過去の収入が必要になるの?
と疑問に思われるかもしれませんが、
金融機関にとってこれから起業する方はどんな人なのかさっぱり分かりません。
どんな人かも分からない赤の他人にお金を貸すほど、金融機関はお人好しではありません。
自分でどれほどの所得があったのか、今までの事業は順調だったのか?
まぁ、知りたいと思うのが一般的な感覚だと思います。

さて、上記の書類を提出するにあたり、非常に重要な点があります。
それは次の二点です。

・期限内申告をしていたか?・期限内納税をしていたか?

要するに期限をきちんと管理できる(守れる)人なのか、と言うのが知りたいのです。
税金未納や対応なんてもってのほかです。門前払いレベルですね。
だってそうでしょ? 納税は国民の義務ですよ?
税金もまともに払えないような人が返済期限をきちんと守れるとは思いませんよね?
だから上記の二点は重要事項となるのです。

関連記事

  1. 融資の申込は面倒なのか?

  2. 金融機関での面談について2

  3. 融資審査のポイント

  4. 借入申込書の書き方

  5. 金融機関での面談について1

  6. リレーションバンキング