今回は事業計画書の作る意味についてご説明します。
そもそも事業計画とは、事業概要・経営方針・事業内容・経営環境・事業展開戦略・
財務計画等を3~5年間(上場までが一般的)策定したもの(目標数値)。
事業計画書とはそれらを記した資料。 (出典:kotobank)
となっていますが、はっきり言って意味が分かりませんね。(笑)
簡単に言えば、
「新しく商売するにあたって、成功する確率を少しでも上げるように
リスクを洗い出すために作る計画書。(出典:カワニシ会計事務所)」
みたいな感じでしょうか。そうです。自分自身のために作る資料です。
ところが、このブログで説明している事業計画書は、あくまで金融機関に対して、
融資を申し込む際に提出する資料を前提として説明しております。
その際の事業計画書の意味合いは少し異なってきます。すなわち・・・
「銀行から借りるお金(利息含む)を、ちゃんと返していけることを説明する計画書。」
(出典:カワニシ会計事務所)←しつこい?
となります。この考え方、非常に大事です。
まずこの考え方を頭に入れておけば、事業計画書を作るにおいてぶれることはありません。
しっかりした事業計画書を作っても、前回解説した強気の計画書を作っても、
銀行に返済していける説明書類になってなければ意味がないんです。
したがって、売上高、経費、利益、の最後には必ず「返済額」と「利息」の項目を追加しましょう。