融資失敗事例02:経験が足りない

融資が受けられなかった事例として自己資金不足に次いで多いのが
この「経験が足りない」ですね。

オーソドックスな例としてよくあげられるのが飲食店。
大学を卒業してすぐに飲食業界で働き始め、
こつこつと貯蓄を貯めつつ経験を積み、
大学卒業後5年たって独立開業・・・。
まぁ、なかなか現実はこのようには行かないものです。

以前相談いただいたケースで、学習塾を立ち上げたいという方いらっしゃいました。
しかしその方24歳。現在学生。
経験はといえば学生時代に働いたアルバイト経験のみ。
しかも2年足らず。
もちろん担保もなければ連帯保証人も無し。
もちろんアルバイト経験の2年弱でためられる自己資金はほとんど無く、
融資の舞台にすら立っていないような方でした。

銀行側からみても、やはりリスクは負いたくないもの。
何が悲しくて未経験者に新規事業の融資をするか・・・、と言うことですね。

関連記事

  1. 融資失敗事例18:開業直後の融資申請

  2. 融資失敗事例10:身分証明書を見せたがらない

  3. 融資失敗事例19:過去の決算申告をしていない

  4. 融資失敗事例05:税理士に嘘をついている

  5. 融資失敗事例17:領収証が怪しい

  6. 融資失敗事例14:独身なのに貯金がほとんどない