さて、今回から融資失敗事例をできる限り紹介していこうと思います。
もちろん私が関与させていただいた融資案件はほぼ無事に実行されていますが、
銀行に申し込みに行く前に私が独自判断で取り下げることも多々あります。
簡単に言えば融資の申請にまで至らないような方ですね。
舞台に立つ前の状態、と言いますか。
そんな融資失敗事例の一番多い理由としてはタイトル通りです。
自己資金が足りない。
これは本当に多いですね。とくに今から起業しようとされている方に多いです。
お金がないから融資を申し込むんだ!
とおっしゃる方もいますが、そもそも融資のとらえ方を誤っています。
お金がないから・・・ではなく、お金が一部足りないから補完したい
というのが金融機関との正しい付き合い方です。
そのため、まずは事業を始めるまでにどれほどの資金が必要で、
今どれほど自己資金があり、どれほどの資金が足りないかをはっきりさせましょう。
そうですね。場合にもよりますが、せめて30~50%ほどは
自己資金を用意しましょう。