融資失敗事例06:融資返済を踏み倒した過去がある

本当に弊所にはいろいろな方がご相談に来られます。
タイトル通りですが、過去に金融機関から借入をしていた融資を
踏み倒した方がいらっしゃいました。
まぁ、そんな事実が分かれば一発でお断りしているのですが、
意外と税理士には隠し通せるものだと思っている方がいらっしゃいます。

融資を申請するには、とにかく身辺的な情報を頂かないことには
話になりません。
過去の経歴等も根掘り葉掘り伺うこととなります。
当然過去にやましい事実がある方は、話を進めていく上ですぐに
こちらも容易に把握できます。

たとえば以前にもご紹介したように、正式な手続きを踏んだ自己破産や
任意整理を行っている場合なら、どのような方法が良いのか、
一緒に善後策を検討しましょうとお伝えするのですが、
悪質な踏み倒しに関しては、こちらも信用をもとに金融機関に取り次いでますので、
門前払いをせざるを得ません。

悪質なケースとは、たとえば過去に金融機関から会社名義で借りた代表者が、
第二法人(別の法人)を設立し、その新しい会社名で融資を申請しようというものです。
よくある手口かもしれませんが、だからこそ我々からしてみたら
すぐに分かってしまう手口でもあるのです。

融資の申請には誠意を持ってお手伝いさせていただきますが、
他の方にご迷惑をおかけしそうな方に関しては、
お断りすることもありますのでご了承ください。

関連記事

  1. 融資失敗事例18:開業直後の融資申請

  2. 融資失敗事例17:領収証が怪しい

  3. 融資失敗事例19:過去の決算申告をしていない

  4. 融資失敗事例01:自己資金が足りない

  5. 融資失敗事例08:ノンバンクからの借入がある

  6. 融資失敗事例15:見積書が怪しい