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  • 融資失敗事例07:マイホームローン返済が毎月遅れてる

    以前相談に来られた方に、マイホームローンの返済が滞っていると言うだけで、
    創業融資が下りなかったケースがありました。

    その方は会社勤めを25年まじめに行ってきましたが、
    長年の夢であったコーヒーショップを開業しようと脱サラを決意しました。
    そこで融資の相談に弊所へ来られたわけですが、
    貯金もまじめにコツコツ貯められて、勤務態度もまじめ、自己資金も申し分なし、
    また普通のサラリーマンであったため飲食業の経験は少ないものの、
    親戚が経営している飲食店を手伝うことも珍しくなったため、
    ノウハウの面では少ないが、未経験と言うことではなかった。
    事業計画も本当に細かく作成し、すでに開業後のメニューやホームページの素案まで作っており、
    融資が下りるのは時間の問題だなと思っていました。
    ところが、下りなかった。

    理由は至って簡単。マイホームローンを組んでいたのですが、
    そのローン返済日は毎月15日、そしてその方の給料日は毎月25日。
    そう、毎月ローンの返済を10日遅れの25日に行っていたんですね。
    たったこれだけです。まぁ、他にも細かいところはいろいろありましたが、
    一番大きな理由としてはこれが決定打でした。

    ローンの返済、家賃の滞納・・・。これら生活費でも大きなウェイトを占める支払は
    特に期日を守ることをおすすめいたします。

  • 融資失敗事例06:融資返済を踏み倒した過去がある

    本当に弊所にはいろいろな方がご相談に来られます。
    タイトル通りですが、過去に金融機関から借入をしていた融資を
    踏み倒した方がいらっしゃいました。
    まぁ、そんな事実が分かれば一発でお断りしているのですが、
    意外と税理士には隠し通せるものだと思っている方がいらっしゃいます。

    融資を申請するには、とにかく身辺的な情報を頂かないことには
    話になりません。
    過去の経歴等も根掘り葉掘り伺うこととなります。
    当然過去にやましい事実がある方は、話を進めていく上ですぐに
    こちらも容易に把握できます。

    たとえば以前にもご紹介したように、正式な手続きを踏んだ自己破産や
    任意整理を行っている場合なら、どのような方法が良いのか、
    一緒に善後策を検討しましょうとお伝えするのですが、
    悪質な踏み倒しに関しては、こちらも信用をもとに金融機関に取り次いでますので、
    門前払いをせざるを得ません。

    悪質なケースとは、たとえば過去に金融機関から会社名義で借りた代表者が、
    第二法人(別の法人)を設立し、その新しい会社名で融資を申請しようというものです。
    よくある手口かもしれませんが、だからこそ我々からしてみたら
    すぐに分かってしまう手口でもあるのです。

    融資の申請には誠意を持ってお手伝いさせていただきますが、
    他の方にご迷惑をおかけしそうな方に関しては、
    お断りすることもありますのでご了承ください。

  • 融資失敗事例05:税理士に嘘をついている

    融資を長らくサポートしておりますと、いろんな方が相談に見えます。
    もちろん融資を希望される方には全力でお応えするつもりですが、
    中には融資を申し込む際に不利になると思ってか、
    相談内容に嘘が含まれているケースもままあります。
    もしくは不利になる情報を一切出そうとしない方もいらっしゃいます。

    まず不利な情報を一切だそうとしない方。これは気持ちがよく分かります。
    恥ずかしい気持ちがあるからこその行動だとは思いますが、
    これはあまりよろしくありません。
    相談される税理士事務所には、むしろ不利になる情報は積極的に出された方が
    税理士事務所としても善後策を立てやすくなります。

    問題は意図して嘘の情報で税理士事務所に相談される方です。
    わたしも税理士としてどこまでが嘘でどこまでが本当かなんてのは、
    だいたい数字を見れば分かりますが、
    念のために過去に取引のあった銀行等に問い合わせをしたり、
    直接足を運んで相談されている方の情報を聞いたりして、裏を取るようにしています。
    そこでもし嘘の情報を我々税理士事務所にされているようであれば、
    もはや協力しようという気持ちもなくなってしまいます。
    我々も人間であり、またビジネスの基本である信頼関係が気づけないととらえるからです。
    その時点でお断りすることも珍しくありません。

    融資を受けるのは恥ずかしいものではありません。
    また、過去の不利な条件を開示するのは、少なくとも税理士事務所へはデメリットはありません。
    (たとえば税金の未納や他の金融機関からの借入等)
    そのためにはよい相談相手を探されることをおすすめいたします。

  • 融資失敗事例04:融資希望額が多い(新規融資の場合)

    現実的な融資額というのは、条件によって異なりますが、あります。

    たとえばあなたが小売店を経営していたとして、
    ある日突然見知らぬ誰かから
    「100万円相当分の商品、欲しいから売って欲しい。掛けで。」
    と言われたとしましょう。
    さて、あなたは快く引き受けることができますか?

    私は無理です。まずは現金で購入してもらうなり、
    小口でもいいからお付き合いをして信頼関係を築いてからでないと
    なかなか掛けで100万円相当分もの取引なんてできません。
    それが誰でも名前を聞いたことのある上場企業であるなら、話は別です。
    しかし今日ふいにお店に訪れた、しかも今から事業を立ち上げる。
    事業がうまくいくかどうかも分からない、そんな方には
    怖くて掛け売上なんてできません。
    まずは現金取引から初めて欲しいものです。

    海外でレンタカーを借りてみてください。現金だと預託金を請求されますが、
    クレジットカードだと一発オーケーで信用されます。

    銀行からの事業融資も同じです。
    どのような担保や換金性のある資産をお持ちかで変わりますが、
    まず新規取引から1,000万円を超える融資は難しいです。
    たとえ10分の1を自己資金でまかなっていたとしても、です。
    過去に初回から1,000万円を超える融資も手がけてきたこともありますが、
    やはりそれらはすべていくつかの条件が整っていてのものです。

    もしご自身に有力な連帯保証人になっていただける方が居なかったり、
    抵当権の設定されていない資産価値のある自宅をお持ちでない限り、
    初回融資から高額な融資の申請は控えておいた方が無難でしょう。

  • 融資失敗事例03:過去に自己破産経験あり

    当カワニシ会計事務所にはいろいろな方の相談が寄せられます。
    タイトル通り、「過去に自己破産経験」のあるかたも珍しくありません。

    まぁ、10年も20年も昔であるならば、自己破産を経験していると言うだけで
    色眼鏡で見られることも多かったと思いますが、
    現在ではデメリットもかなり少なくなりました。
    2005年の会社法改正により、自己破産を経験していても
    会社の役員に就任することもできるようになりました。
    また、自己破産してから10年も経っているとほとんどの情報は
    個人情報保護法に守られ、第三者に漏れる心配はなくなっています。

    ただ、だからといって銀行側からしてみれば他の方よりも
    リスクを大きく考えられる方も多くいらっしゃいます。
    私が関与していた自己破産経験者も、いろんな方法で情報を調べてみましたが、
    すでにどのような情報源からも自己破産した情報は得られなかったので、
    問題ないと思い融資の話を進めていたのですが、
    その関与していた方が運悪く、自己破産直後に銀行へ融資を申込みしていたことが
    その融資先の情報として残っていたため、
    過去の金融事故が明るみとなったことがありました。

    過去に自己破産経験があるというだけで融資サポートをお断りすることはありませんが、
    このようなリスクがあることも重々ご承知ください。

  • 融資失敗事例02:経験が足りない

    融資が受けられなかった事例として自己資金不足に次いで多いのが
    この「経験が足りない」ですね。

    オーソドックスな例としてよくあげられるのが飲食店。
    大学を卒業してすぐに飲食業界で働き始め、
    こつこつと貯蓄を貯めつつ経験を積み、
    大学卒業後5年たって独立開業・・・。
    まぁ、なかなか現実はこのようには行かないものです。

    以前相談いただいたケースで、学習塾を立ち上げたいという方いらっしゃいました。
    しかしその方24歳。現在学生。
    経験はといえば学生時代に働いたアルバイト経験のみ。
    しかも2年足らず。
    もちろん担保もなければ連帯保証人も無し。
    もちろんアルバイト経験の2年弱でためられる自己資金はほとんど無く、
    融資の舞台にすら立っていないような方でした。

    銀行側からみても、やはりリスクは負いたくないもの。
    何が悲しくて未経験者に新規事業の融資をするか・・・、と言うことですね。

  • 融資審査のポイント

    これまでいろいろな制度や面談時の注意点をお伝えしてきましたが、
    とりあえずこのあたりで融資審査のポイントをまとめていきたいと思います。
    大きくまとめると以下の4つになります。

    • 融資審査のポイント1:ヒト、モノ
    • 融資審査のポイント2:カネ(売上高、利益)
    • 融資審査のポイント3:カネ(自己資本、借入金)
    • 融資審査のポイント4:カネ(貸付金・仮払金、その他)

    融資審査のポイント1:ヒト、モノ 

    ヒト モノ

    【着眼点】
    ○信頼性
     正直かどうか、信義則は事業を行う上でも重要な要素。(例:ちゃんと返済日に返しているか。)
    ○謙虚さ
     他人の意見を聞く姿勢はあるか
    ○決断力・責任感
     迅速な決断を行っているか、失敗の言い訳を他に転嫁していないか
    ○計数観念
     決算の内容・総括と今後の見通しを自分の言葉で説明できるか。(他に実権者がいるかどうか)

    ⇒ 小規模企業の存続の大部分は、経営者で決まる。経営者は小規模企業のエンジン

    【着眼点】
    ○製品(商品力)
     市場に受け入れてもらえる(売れる)独自性の高い製品(商品)があるか
    ○技術力
     他社と比べてどの点に優位性があるのか、それが受注につながっているのか
    ○サービス
     他社とどこが違うのか、従業員の能力はどうか
    ○販路
     どうやって販路を開拓したのか、またはこれからするのか、それが今後も継続できるか

    ⇒ 小規模企業は決算書に現れていない強みが存在基盤

     

    融資審査のポイント2:カネ (売上高、利益)

    カネ(売上高) カネ(利益)

    【着眼点】
    ○企業の「サイズ(規模)」を大まかに把握 → 他の勘定科目の数字を見るときの基準
    ○「売上」の仕組み・お金の流れから事業内容を把握

    【知りたいポイント】
    ○誰に、何を売るか?
     売上を計上するタイミングと、その回収方法
    ○主な取引先と、取引先別、月別の内訳
    ○複数事業を営んでいるときは事業別の内訳
    ○複数店舗を営んでいるときは店舗別の内訳
    ○資産表未作成でも、せめて決算期以降の売上を把握したい

    【着眼点】
    ○小規模企業は「儲かる体質」への転換が遅れている
    ○企業にとっては維持・発展の原動力であり、金融機関にとっては主たる返済財源でもある
    ○利益だけで無く資金繰りにも注目 → 「利益+減価償却費」で計算されるキャッシュフローが返済財源として重要

    【知りたいポイント】
    ○赤字の場合は、その理由と今後の方針
    → 経営者としての考えを聞きたい

     

    融資審査のポイント3:カネ(自己資本、借入金)

    カネ(自己資本) カネ(借入金)

    【着眼点】
    ○自己資本の充実度でも企業間格差あり
    ○小規模企業の場合は、経営者の個人資産・負債と合計して検討することが一般的
    ○債務超過でも、資金を調達(借入)できれば企業は存続可能
    → 借入金に注目する理由
    ○実質自己資本(決算書上の自己資本に非資産性、非負債性要素を加除したもの。)が大幅な債務超過の場合は、要注意

    【知りたいポイント】
    ○経営者の個人資産・負債
    ○債務超過の場合は、なぜ存続できたのか

    【着眼点】
    ○継続的に借り入れできるあいだは企業は存続可能
    → 今後も継続的に借入か農家に着目
    → 怖いのが知人(ヤミ金かも)
    ○借入の総額が過大では無いか
    → 返済しなければならない借入金を把握
    → 借入金が過大かどうかを判断する尺度
     (1)借入金回転期間
     (2)債務償還年数

    【知りたいポイント】
    ○借入金残高の内訳・明細(借入先、借入時期、借入金額、返済条件など)
    → メインバンクはどこか
    → 「返済金>返済財源」ならば、継続的に融資を受けないと資金繰りが破綻
    ○売上同様、資産表未作成でも決算後の借入状況を把握したい

     

    融資審査のポイント4:カネ(貸付金・仮払金、その他)

    カネ(貸付金・仮払金) カネ(その他)

    【着眼点】
    ○費用計上の無い資金の支出であり、キャッシュフローや自己資本が悪化していないか
    ○貸借対照表上に雑勘定(とくに代表者向けの貸付金・仮払金)がある場合は要チェック

    【知りたいポイント】
    ○支出の相手方・時期・理由・将来的な解消見通し

    【着眼点】
    ○1期前あるいは2期前との比較および決算後の動きに注目(全勘定科目)
    ○良い方向に向かっているのか、悪い方向に向かっているのか
    ○P/Lの変化とB/Sの変化に整合性があるか
    → 例:売上が減り続けているのに、売掛金や在庫が増加
    ○融資の理由確認
    ○経常収支比率が3期連続で100%を切り、直前期が80%を切る状況では、資金繰りがひっ迫している考えられるので要注意。
    ○売掛金、棚卸資産、買掛金の回転率が、著しく増減している場合は要注意
    ○一応、納税資金も融資の対象

     

  • (無担保・無保証人)新創業融資制度

    今回からは日本政策金融公庫対策として
    もっともメジャーな「新創業融資制度」についてご説明いたします。

    この新創業融資制度がなぜメジャーなのかというと、
    簡単に言えば

    ・無担保(家を抵当に入れる必要がない)
    ・無保証人(連帯保証人が必要ない)

    という、コネも実績も乏しいこれから事業を始めようと考えている方にとって
    非常にメリットの大きい2つの柱があるからです。

    ただしこの魅力的な制度を利用するためには、若干の制限があります。
    主なものとしましては以下の通りです。

    ・融資額の上限が1,000万円(雇用創出などの要件該当者は3,000万円)
    ・税務申告を2期迎えていない
    ・返済期間が運転資金5年、設備投資7年以内
    ・創業資金総額の10分の1以上の自己資金が確認できること

    となります。とくに上記制約のうち、もっとも大きな足かせとなるのが最後の、

    「自己資金10分の1以上」

    です。たとえば事業を始めるのに600万円必要であるならば、
    自己資金として60万円用意して、540万円を融資申請することとなります。

    ただし、この自己資金というのはあくまでも最低ラインです。
    結構勘違いされている方がいらっしゃるので申し上げますが、
    自己資金が60万円あれば自動的に540万円借りられる、なんて思わない方がいいです。
    実際には自己資金の5倍程度しか借りることができないケースが多いです。
    すべての条件をクリアして、最も大きい融資上限が540万円と言うだけです。

    もちろん弊所でご依頼いただいた方には上限の融資額が下りるように
    全力でサポートさせていただいておりますので、
    単独銀行に行って×が付く前に、遠慮なくご相談ください。

    なお、上記の自己資金というのもこれまたくせ者なんですが、
    これはまた次回ご説明いたします・・・。

  • 融資面談の際には心に余裕を!

    前回までは融資面談でのNGワードを照会してきましたが、
    今回はその逆、むしろ言った方が印象良くなるんじゃないの?
    というOKワードをご紹介いたします。
    ただ、OKワードとか言ってますが、あくまでも私の独断と偏見です。
    効果のほどは面談相手によって当然変わりますので、ご注意ください。

    それではご紹介します。OKワードは・・・・

    「もし早く返せるときは、早く返してもいいですか?」

    なんじゃそりゃ、そんなもんだけか?
    と思われるかもしれません。これのどこがいい印象なのか。
    前回もご説明したとおり、銀行担当者はあなたの懐具合をみています。
    危うそうな方には貸したくないのです。リスクが大きいですからね。
    そこで上記のように、できるだけ余裕のあるところをアピールしてください。
    事業計画に自信があるところをアピールしてください。

    NGワードを控えめにして、OKワードを念頭に置く。
    これだけでも面談時の印象というのは、ぐっと良くなります。
    お試しあれ。

  • 金融機関での面談について2

    さて、今回も前回に引き続き、融資申請の面談時対策をお伝えします。

    前回はとにかく落ち着いて、提出書類についての説明は
    しっかりと社長の言葉で説明してください、とお伝えしました。
    ただ、全部が全部事業計画を作ったのならいいのですが、
    奥さんに丸投げして作ってもらったり、税理士の指導を仰ぎながら作ったりした場合、
    なかなか一人で面談に行くのは勇気がいりますよね?

    私もいろんな方の融資サポートを行ってきましたが、
    やはりどの経営者の方も面談は不安で不安で仕方がないようです。
    よく、

    (面談に)ついてきてよ!!

    と言われます。まあ、お気持ちはよく分かります。

    では、面談には一人で行った方がいいのか? 二人で行った方がいいのか?

    さて、どうでしょうか?
    答えから言ってしまうと、ずばり、一人で行ってください

    簡単なことです。これは他の誰でもない、経営者ご自身の事業計画に必要な
    融資申請なのです。
    当然ながらすべてお一人で受け答えする必要があります。

    ちなみに、税理士として私が同行したとしても、
    面談が終わるまで待合室で待たされるだけです。
    まぁ、最近は同席できる機会も増えてきましたが、あくまで担当者次第。
    断られれば一人で面談することとなります。
    面談が終わった頃に呼び出され、不明な点を1~2点確認する程度されるです。
    ということなので、あまり税理士が付き添うのもあまり意味がありません。

    あ、私の融資サポートをさせていただいた方には必ず書類提出の際には
    お付き合いいたします。
    まぁ、顔つなぎですね。でもこれが結構重要です。
    全くの見ず知らずのところに紹介です、と言われて行くのも勇気がいりますからね。
    それに間違いなく私の紹介だ、と分かる大事な場面でもあります。

    しかしそれは書類提出の時だけ。
    やはり面談の時にはお一人で行ってもらうのがベストですね。

    次に面談中、実はあまりお勧めしないキーワードがあります。
    しかもついつい言ってしまいがちなものです。
    おそらく意識しておかないとほとんどの方が言ってしまうでしょう。

    ということで、NGワードをランキング形式で紹介します。

    まず第3位!

    「うち(の会社)は借りられますか?」

    これのどこがNGワードなのか?
    これを聞くタイミングがポイントなんですね。
    おそらくこの質問をされる時って言うのは、面談がもうそろそろ終わり、
    って時だと思います。そうです。銀行担当者が話を切り上げようとしたとき。
    そんなときに上記のような質問をした場合どういう印象を持たれるでしょうか?

    「この人、自分の事業計画に自信がないのか? (貸して大丈夫か?)」

    まぁ、言い方にもよりますが、ついつい言ってしまいますね、本当に。
    しかもかなり自信なさげに聞いてしまいます。
    聞いてしまう気持ちはよく分かります。
    なんと言っても融資が下りなければ、今後計画している事業計画が頓挫しますからね。
    しかし、だからこそ胸を張って自信のあるところを見せてやりましょう。
    人柄こそが創業時の大きなメリットとなるんですから。

    それでは第2位を発表いたします。

    「いくら借りられますか?」

    いやぁ、多いんですよ、この質問。
    第3位では弱気な態度を見せると貸し倒れを懸念されますが、
    いくら借りられますか、というのはすなわち自分の事業計画に自信がない
    という裏返しなんです。
    さらに言えば、500万だったら500万、300万だったら300万円の融資が必要なはずです。
    上記のような質問をすれば、「いくらでもいいんですか?」
    という計画性のなさを疑われかねないんですね。
    なので、上記の質問は控えめにしてください。

    では最後、第一位です。

    「うちは問題ない」

    これも言ってしまいますね、よく。
    どんなシチュエーションかと申しますと、
    面談の最後の頃、銀行担当者から「この事業計画で返済できますか?」
    と聞かれた際にふっと答えてしまうものなんです。
    したがって、無意識に答えてしまうものなので、十分ご注意ください。
    コレを答えてしまうと、
    「あ、この人はリスクマネジメントがなってないな。」
    と思われてしまいます。

    面談一つとってもかなり慎重に行わなければならないので、
    ご注意ください。