融資失敗事例10:身分証明書を見せたがらない

融資という行為は、第三者に対して「私は真面目な人間です。
というアピールをする場です。
銀行の立場としてもまったく信用出来ない人、どこの馬の骨ともわからない人に
おいそれとお金を貸すほどお人好しではありません。

過去に何かやましいことでもあるのでしょうか?
また証明証を出せない理由(たとえばなりすまし)があるのでしょうか?

以前ご相談いただいた方で身分証明書(免許証)を見せたがらない人がいました。
しかも見せられない理由というのが「洗濯してしまったから。
この理由を銀行担当者との面談で堂々といってしまったのですから
相手としても怪しさ爆発です。
たとえば免許停止だとか免許取消処分になったという合理的な理由なら
まだわかるのですが、汚損により文面が読み取りにくい、
なんていうのは理由になりません。
というか、洗濯したぐらいであのプラスチック製の免許証が破損しますか?

ちなみにこの理由を面談中に答えた方、この一件で一発でアウトでした。
弊所と何度も何度も打ち合わせをしたのに、これが致命傷となり、
融資は一円もおりませんでした。

免許証は必ず提示が求められます。後ろめたくなくとも堂々と見せてください。

関連記事

  1. 融資失敗事例18:開業直後の融資申請

  2. 融資失敗事例16:退職直後なのに自己資金がゼロ

  3. 融資失敗事例03:過去に自己破産経験あり

  4. 融資失敗事例06:融資返済を踏み倒した過去がある

  5. 融資失敗事例04:融資希望額が多い(新規融資の場合)

  6. 融資失敗事例05:税理士に嘘をついている