業績が控えめな事業計画書

以前ご説明したように、イケイケ盛り盛りな事業計画書は、
すぐに実現可能性を疑われる、というお話をいたしました。
今回はその逆です。

かなり弱気な事業計画書、たとえば売り上げだけで考えると、
相当控えめに見積もっても月収200万円はいきそうな事業の場合、
これを実現可能性の観点から月収100万円にしたとしましょう。
売り上げが100万円下がると言うことは、
固定費は別として変動費、たとえば人件費や水道光熱費、
消耗品、通信費等はそれに比例して下がるようになります。
しかしながら経費を固定費が大部分を占めていた場合、
まぁ、間違いなく利益は赤字となるでしょう。

もう一度おさらいです。
売上高 - 経費 = 利益
利益 - 返済 - 利息 = 黒字
という計算式になるのが、本来銀行に提出するべき事業計画書です。

ところが
売上高 - 経費 = 赤字
この部分で赤字になってしまっていると、
この事業計画書を受け取った銀行担当者はどう思うでしょうか?

「?? どうやって返済していくの?」

当然の疑問です。
創業当初は赤字でも問題ありません。
いやむしろ創業当初から黒字の事業はほとんどないでしょう。
チェーン店や特殊な知名度を持ったお店でない限り。
しかしながら、将来的に黒字としていくのは当然のことですので、
1年たっても2年たっても赤字のままだと、上記のような疑問になることは明白です。
逆に、なんで開業するの? って話になります。赤字が見込まれてるんだったら。

ということで、控えめな事業計画書を作ることは必要ですが、
ほどほどにしておかないと、今度は創業自体に疑問を持たれますので、
注意が必要です。

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