100冊の名言集を読むよりタメになること

何かをしようとするとき、またはしているとき、
私たちの意識は外を向きがちです。

「外」とは「他人」や「世間」のこと。
人の言葉や考えに学ぼうと、他人ばかりを気にしていませんか。
世間にスポットライトを当て、
世間に自分を合わせようとしていませんか。
人の評価を気にしたり、誰かのせいにしてみたり、
世の中が良くないとかやり方が悪いとか、
外ばかりに目や心が向いていないでしょうか。

ここ数年は名言集がよく売れているようです。
先人の英知にあふれた言葉にはありがたい教えがあり、
名言に触れることで成長する自分がいるのも確かです。
けれど「あなたにとっての成功とは何ですか?」と聞かれたら、
果たして自分の言葉で答えられるでしょうか。

外にばかり向かって追い求めようとする心を
自分の内側に向け返し、本来の自分を照らすことを
「回光返照」(かいこうへんしょう/えこうへんしょう)
といいます。
外に向けていたライトを内なる自分に向け、
心の中を照らし出し、自分自身を省みるのです。

外に向かって求める心が悪いのではありません。
回光返照とは「外にばかり心を向けて他人の考えを
なぞっていると、本来の自分を見失ってしまいますよ」
という禅の教えです。
時には内なる自分に光を当てて純粋な自分と向き合い、
その自分が曇ったり汚れたりしていないか
確かめてみてください。
己の心を明るく照らせば真実の自分が現れます。
その自分でもう一度考え、取り組んでみましょう。

流行や人まねではなく、自分が大事にしたいこと、
自分がやりたいこと、自分が求めること、
自分だからできること。それが「真実」です。

チルチルとミチルが探し求めていた幸せの青い鳥は、
結局のところ二人に最も身近なところ、
家の鳥かごの中にいました。
今、抱えている商売の問題や悩みも、
最終的には自分で決断するとなれば、
やはり答えは自分の中にあるのかもしれません。

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図1

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